Exact Audio CopyでFlac音源をリッピングする備忘録
この記事の対象者
- Windowsつかっている
- 音質なるべく良い感じでCDをFlacで可逆圧縮保存したい
- mp3で取り込むのと同じように、トラックごとにファイルを分割したい
- 細かいチューニングとか設定とかそういうのはいいから、とにかく可逆圧縮リッピングしたい
向いてない人
- macとかLinuxつかっている
- iTunesとか使ってください
- 自動でアルバムカバー画像とかが設定されるようにしたい
- iTunesとか使ってください
- dBpowerampを持っている
- そっち使ってください
- CDまるごと1つの音源ファイルで取り込んで、cueシートでトラック管理したい
- 他にその手の記事があるのでそっち参照してください
前提
インストール
前提として、こちらのサイト ハウツーIT | リッピングソフトExact Audio Copy(EAC)のインストール&日本語化手順 を参考にしてソフトのインストール並びに日本語化が完了しているものとする。 せっかくなので FreeDB metadata Plugin の日本語までやっておいてしまうとよいだろう。
なおインストールを進めている最中「このコンピュータには .NET Framework 3.5 が必要です」みたいな表示が出る時があるが、それもついでにインストールしてしまってOK。
というかそれをインストールしないと動かない。
セットアップ
セットアップも以下のサイトを参考に一通り進めておく。
howto-it.com howto-it.com howto-it.com
これで一通り普通にWAVファイルをリッピングする準備は整った。
ここからリッピングしたファイルをFLACにするための設定を行っていく。
FLAC変換オプション設定
メニューから「エンコードオプション」を開く。
エンコードオプション内「外部エンコーダ」タブの設定を以下のように変更する。
- エンコードに外部プログラムを使用する → 有効
- エンコーダ別パラメータ → 「ユーザー定義のエンコーダ」を指定
- 使用する拡張子 →
.flac
と入力 (.
は必ず入れる事) - エンコードに使用するプログラムをパスを含めて指定
- 追加のコマンドラインオプション
- 以下のコマンドをそのままコピーして貼り付け
- 改行せず1行としてそのまま貼り付ける事
-V -5 -T "artist=%artist%" -T "albumartist=%albumartist%" -T "composer=%composer%" -T "title=%title%" -T "album=%albumtitle%" -T "date=%year%" -T "tracknumber=%tracknr%" -T "disctotal=%totalcds%" -T "discnumber=%cdnumber%" -T "genre=%genre%" %source%
- ビットレート: 896 もしくは 1024 kbps / 高品質にチェック
- エンコードが終了したらWAVファイルを削除 → お好みで。基本は有効でOK
- CRCチェックを使用 → 有効
- ID3タグを追加 → 無効(コマンドラインオプションに付与する設定が入っている為)
- 外部プログラムのリターンコードをチェックする → 有効
設定できたら OK して設定を保存する。
CDリッピング手順
まずはリッピングしたいCDをドライブに入れる。 するとこんな感じで入れたCDの情報候補がリストアップされるので、よさげなやつを選んでOKする。
CD情報の確認・編集画面に移る。 ここで「選択したトラックをエンコードしてコピー」(CMPと書かれたアイコン)をクリック。 すると保存先フォルダを聞かれるので適当なフォルダを指定してやる。
ここでリッピングが始まり、指定したフォルダにどんどんデータが保存される。 たまに真っ黒なウィンドウが立ち上がる事があるが、FLACに変換しているだけなのでほっといていい。